私たちの想い
FEELINGS
これまで福祉に関係する仕事を続け、こどもから大人までたくさんの方との縁をいただきました。
そのなかで、障がいの程度(いわゆる軽度や重度と表現されるもの)と生活の充実度は必ずしもイコールではないことが見えてきました。障がいの程度が軽かったとしても生きづらさを大きく抱えている人もいます。生きづらさが生じる本質的な困りは何かを考えると、“理解をしてくれる人が周りにいるか”ということが大きいと気づきました。
そこで、“障がい”というものの捉え方や正しい理解を促進し、障がいがあっても生活を充実させていける社会をつくりたいと感じるようになりました。
障がいとは個人の生まれ持った心身状態だけの問題ではなく、置かれる環境によって左右されるものです。
障がいによる生活のしづらさを軽減するためのものとして、補聴器や盲導犬、車いす、手話等・・・困りに対応した手段は増えています。昨今では合理的配慮という言葉もポピュラーになってきました。今後、誰もが身近な関係において、“どんな困りがあるのだろう?”や、“こうしたらいいかも!”という想像が当たり前になり、生きやすさをシェアする社会づくりに向けて働きかけていきます。